各学部・学科ホームページ
お問い合わせ
教員紹介

迫田 幸栄 SAKODA Sachie准教授

専門

日本語学・日本語教育(学)

自己紹介

台湾生まれの日系人三世。二つの文化を体に共存させているせいか、どうやら二重人格者的な部分も。二十代はイギリス、ドイツでの留学(語学研修)、ヨーロッパ諸国、エジプト、インドなどの旅を楽しんできた。

受験生・在学生へのメッセージ

日本語の動詞はヨーロッパ諸言語と似たような複雑な語形変化システムを持っていることをご存じでしょうか。日本語を母語とする人にとってごく当たり前のように思える日本語の文法(現象)を、世界でも通用する文法理論に従って体系的にとらえて研究・整理し、最終的になんらかの形で(例えば、教材や文法書、辞書作りなど)言語教育に寄与するのが私の研究の目的です。よかったら一緒に日本語について考えてみませんか。

座右の銘

時は金なり

日本語コミュニケーション②ゼミナール(迫田ゼミ)

日本語の仕組み(おもに文法)について考察し、さらに日本語以外の言語との違いについても調べるゼミです。日本語学・一般言語学の基礎的な概念・知識を土台に、具体的な言語データを分析していく作業を行います。3年次では、主に先行研究や資料の収集作業を行い、ゼミでのプレゼンをしてもらいます。4年次の前期で卒業論文のテーマを決め、後期で仕上げます。われわれ人間は日々、なんらかの形で言語活動をおこなっています。だれかと話をしたり、メールを書いたり、本を読んだりします。言語は、その言語活動を行う道具であり、思考や認識の手段です。日本語のみならず、言語(ことば)の仕組みを探求したい学生を募集します。なお、語学研究は語学教育のためにあるといっても過言ではないので、日本語教育に関心のある方、日本語教師を目指している(考えている)方も大歓迎です。