長島 弘明 NAGASHIMA Hiroaki特別招聘教授

専門
日本近世文学(江戸時代小説・俳諧・国学)
自己紹介
江戸時代の文学を研究しています。特に、江戸時代中期にたくさん出てきた、文人と呼ばれる多芸多能の人々の文学的な業績について関心を持っています。上田秋成、建部綾足、平賀源内、蕪村、…。こうやって名前を並べてみると、みんな少し変わった人たちで、私がしているのは、変人が作り出した文学の研究といっていいかもしれません。
受験生・在学生へのメッセージ
江戸文学を理解するためには雑学が必要です。逆に、自分は雑学が大得意だという人は、江戸文学向きです。クソまじめで律儀な小説を書いた人も、ふざけたばかばかしい小説を書いた人も、江戸時代の作家はみな雑学の大家です。雑学大好き人間は、是非江戸文学の世界に一歩、足を踏み入れてみてください。
座右の銘
特にありません。
近世文学ゼミナール(長島ゼミ)
江戸時代の文学の特色を、広い視野で考えていきたいと思います。江戸時代小説、俳諧、浄瑠璃、歌舞伎、…。それまでの時代の文学と違い、また近代文学とも違う、江戸時代らしさとは何か、それをいろいろな角度から検討してみたいと思います。時には、江戸時代に出版された、あるいは書写された原本に直接触れてみたり、また江戸の文学散歩や歌舞伎などの観劇をしたりする予定です。