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教員紹介

増田 裕美子 MASUDA Yumiko教授

専門

比較文学、比較文化(国や時代やジャンルの枠を越えて研究する学問です)

自己紹介

英語、フランス語、イタリア語、ラテン語といった西洋語を学んできた私から見ると、日本語は多彩で柔軟な言語。そしてジェンダー的に男女の境目がはっきりしていて男性的な西洋文化と比べると、日本の文化は性的越境のたやすい、女性性の強い文化と言えます。そんなことを考えつつ、夏目漱石を中心に、源氏物語や和泉式部、お能やシェイクスピア、琳派の絵画やラファエロ前派の絵画など、幅広い視野で研究をしています。
もともとピアニスト志望だった私の現在の関心は"エンターテインメントとは何か"ということです。

受験生・在学生へのメッセージ

こよなく人生を愛する私。なぜなら「人生は美しい」―Life is beautiful.(そんなタイトルの映画もありました)―からです。すぐれた文学作品、芸術作品を通して幾多の美しい人生に出会うことはすばらしい体験です。私と皆さんとの出会いもきっとすばらしいものになるでしょう。お待ちしています。

座右の銘

「美は力なり」(by Yumiko Masuda)

日・欧米比較文学・文化ゼミナール(増田ゼミ)

私たちのゼミはディスカッションを中心としたゼミです。夏目漱石のほぼすべての作品を読んで、考えたことをみんなで話し合います。またシェイクスピアの劇作品も読んで、学園祭ではみんなでシェイクスピア劇の上演をします。そのほかに漱石に関連した英文を翻訳したりもします。
ゼミ生が一つにまとまって、一緒にいろいろなことをやりとげていく楽しいゼミです。