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日本比較文学会 第52回 東京大会

文学部共通

 本学九段キャンパス3号館で日本比較文学会 第52回 東京大会が開かれます。
日本比較文学会は一国の文学・文化の枠を越えて、幅広い視野に立って、文学や文化を研究する人々が集う学会です。
今回の大会は、今年が第一次世界大戦から百年に当たることから、「第一次世界大戦後と日本モダニティの変容」というシンポジウムを開きます。第一次世界大戦によって生み出された西欧の文学や芸術は、日本の文学や芸術にも大きな影響を与えました。そうした影響のもと日本モダニズム・モダニティはどのように成立し、変容していったのかを、多岐にわたる論点から再考します。
他にも、漱石、谷崎、村上春樹や、コッポラ、アラン・レネの映画、中国・日本絵画の紹介と研究を行なった英国人などについての研究発表があります。
皆様方のご参加をお待ちしています。(聴講無料。申し込み不要。)

日時 2014年10月11日(土)12:50~17:55
会場 九段キャンパス3号館
プログラム 12:00 受付開始 (4階)
12:50 開会式 (3041教室)
  • 開会の辞  東京支部長・日本大学 井上健
  • 会場校ご挨拶  二松学舎大学学長 渡辺和則
研究発表 13:05~14:50
A室(3051教室)
  1. 1 夏目漱石『野分』の「カルチュア」
    ―大正期「教養」/「文化」概念成立への形成過程―

    青山学院大学大学院 大山英樹

  2. 2 極東への旅
    ―1929年のローレンス・ビニヨンの訪日、訪中について―

    読売日本テレビ文化センター非常勤 範麗雅

  3. 3 谷崎潤一郎における人魚のモチーフと浅草
    ―「鮫人」を中心に―

    東京大学大学院 朴恩恵

B室(3052・53教室)
  1. 1 西洋文学を私小説として読み直してみる
    ―太宰治『女の決闘』を巡って―

    パリ第七大学大学院 イザベル・ラヴェル

  2. 2 『ヒロシマ・モナムール』から『H story』へ
    ―「戦争の記憶」、その表象と継承―

    日本大学大学院 宮田文久

  3. 3 コンラッド、コッポラから村上春樹へ
    ―村上作品の創作の原点と本質を探る―

    日本大学非常勤 岡田善明

C室(3061教室)
  1. 1 大正期恋愛至上主義を背景とした「結婚した親鸞」の表象
    ―石丸梧平による「親鸞文学」を中心に―

    東京工業大学大学院 大澤絢子

  2. 2 日本近代における「恋愛輸入説」
    ―「理想化された恋愛観の輸入」「キリスト教」「世俗化」について―

    千葉大学 加藤隆

シンポジウム 15:00~17:30 (3021教室)
  • 第一次世界大戦後と日本モダニティの変容
  • 司会・講師
    日本大学 井上健
  • パネリスト
    東京大学 エリス俊子
  • 東京外国語大学 西岡あかね
  • 立教大学 林淑美
  • ディスカッサント
    日本大学 椎名正博

17:30~17:55 総会 (3021教室)

17:55 閉会の辞  東京女子大学 小宮彰

特記事項 事前申し込み不要。参加費無料。直接会場にお越しください。
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