
『方丈記』成立800年記念 シンポジウム&コンサート
「今日は一日、方丈記――鴨長明の「心」を読む――」


二松学舎大学文学部恒例のシンポジウムが今年も12月15日(土)に開かれます。今年は、鴨長明が著した「方丈記」の成立800年を記念して、「今日は一日、方丈記――鴨長明の「心」を読む――」と題した催しを行います。『方丈記』斉読に始まり、本学関係教員による『方丈記』をめぐるリレー講演の後、篳篥・笛・琵琶などの、長明が聴いたであろう「秘曲」演奏で締めくくるプログラムを用意しました。随筆文学の傑作『方丈記』の魅力に、存分に触れるよい機会です。
入場無料でどなたでもご参加いただけます。多数のご来場をお待ちしております。
日 時 | 12月15日(土)13:30~19:30 |
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会 場 | 二松学舎大学九段キャンパス1号館中洲記念講堂 |
プログラム |
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問い合わせ先 | 二松学舎大学文学部 〒102-8336 東京都千代田区三番町6-16 電話03-3261-7406 |
アクセス | こちらのページからご覧ください。 |
なお、本学の磯水絵教授は、今年、『方丈記』成立800年にあわせて、鴨長明に関する研究成果を精力的に発表しています。『文学』3月号(特集 方丈記800年)に「後鳥羽院の時代――鴨長明と大神景賢」を、『国語と国文学』5月号(特集 中世の随筆・日記)に「『方丈記』の世界――長明、南へ」をそれぞれ寄稿しています。 また、10月には、二松学舎大学磯水絵研究室編『鴨長明 研究と資料』の刊行が始まりました。第1輯の目次は、下記の通りです。 ![]()
(『鴨長明 研究と資料』に関するお問い合わせは、 5月19日(土)に開かれた人間文化研究機構主催の公開シンポジウム「不安な時代をどう生きるか――鴨長明と『方丈記』の世界」での討議は、『人間文化』vol.17(9月発行)に再録され、下記のサイトでPDFファイル化されたものを読むことができます。興味のある方はご覧ください。 |