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  キャンパス歳時記 2007  
         
         
   
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 第7回 

今回は国際政治経済学部 民法ゼミ(指導教員:土屋教授)のゼミ合宿の様子を紹介します。

土屋〔民法〕ゼミでは、我々の日常生活に関する法律問題(たとえば売買・結婚・相続等)を研究対象としています。
民法ゼミでは年2回、9月と2月に2泊3日の合宿を行っています。
今回は2月26日から28日にかけて、2・3・4年次生の合同合宿を熱海で実施しました。

合宿のスケジュールはこんな感じです。


      合宿のスケジュール


   



最初は新ゼミ生(2年次生)を迎えての親睦会。



ケーキ・飲み物でリラックスしながら、全員の自己紹介です。
ゼミ活動の感想やゼミ論のテーマ、土屋〔民法〕ゼミを
希望した理由など、いろいろな話をしました。

親睦会
ついで、新ゼミ生対象の入門ゼミです。
ゼミでの勉強の仕方(資料の調べ方、発表の方法、及び、レジュメの作り方等)を学び、
4月からのテーマ及び担当者を決定しました。



楽しい夕食の様子




楽しい夕食の様子です。



合宿は団体行動ですので、こうした食事風景になることも。

向かいの席とは少し距離がありましたので、
基本的には両隣の人と会話をしながら、
一刻を過ごしました。







夜の部は3年の発表を中心とした家族法の研究会です。
 
 

研究会のテーマは「婚姻費用の分担」と「有責配偶者の離婚請求」。



別居中の妻は夫に対して生活費を請求できるのか、

婚姻の破綻について責任ある者(たとえば、妻以外の女性と
浮気した夫)は裁判上離婚請求をすることができるか、

等について研究しました。



 家族法の研究会



 
 

2日目の午前の部は、4年生の卒論(ゼミ論)報告会が中心です。

   
卒論の内容、苦心した部分等について話し、後輩たちの参考になるように報告します。
 



今年のゼミ論のテーマには、

                       不動産登記
抵当権とその妨害行為
     耐震強度偽造事件における損害賠償
                  夫婚の氏
          特別養子

等がありました。  

  4年生の卒論(ゼミ論)報告会




ゼミ論報告の終了後は、3年生の勉強会の続きです。

   テーマは「財産分与」。

           「離婚する時、財産を請求することができるか」、「慰謝料との関係は?」等について勉強します。



レクリエーションの時間


みっちり研究した後は、楽しいレクリエーションの時間です。

今回はボウリングでした。

親睦もかねて、全学年の混成チームでゲームします。
1チーム3〜4名に分かれ、3ゲーム投げました。



「成績は?」
                     ……聞かないでください。

   
ちなみにこのボウリング場、レトロな手書き採点でした。(今は、コンピューターの自動採点が多いですね)

ボウリングの経験はあっても、手書きの成績記録の仕方はわからない学生が多かったので、
土屋先生の「スコアのつけ方講習会」からはじまりました。


 



夜の部はコンパです。

勉強の時とは違う楽しそうな顔を見てください!

   コンパは楽しい会話とビンゴゲームが中心です。

土屋ゼミには、
最後の一人が「ビンゴ」を出すまで続けるしきたりがあります。

結局、ゲームは明け方まで続きました。


コンパ



 

合宿の最後に、お世話になった宿の前での記念写真。

記念写真

 
皆ホットした表情ですね。あとは帰るだけ。  
現地集合・現地解散の合宿でした。  
 
4年生は大学生活の総決算を終えて肩の荷が下りたところ。
残された3年生・2年生にはまだ4年生を送り出す「追い出しコンパ」の運営などが残っています。



(2007.04.02掲載)

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 第6回 

2/17(土)文学部入学前オリエンテーションを開催しました

   
   
オリエンテーション
  文学部のAO入試と推薦入試の入学予定者を対象として、
  九段校舎でオリエンテーションを開催しました。

   

自由参加にも関わらず、中洲記念講堂が参加者でほぼうまりました。





文学部長野村教授の漢詩の講義です。

文学部長野村教授の漢詩の講義

中国語の発音で余韻を楽しむなど、
漢詩の違った楽しみ方を紹介してくださいました。



大学で学ぶ中国文学は、高校での漢文とは違い、
さまざまな方法でいろんな角度から研究するのです。





国文学科江藤教授の講義です。


国文学科江藤教授の講義



映画の一部分を流し、それについて解説がありました。

江藤教授の研究分野のメディア関係のことから
話は古典の研究意義にまでおよび、
大学で文学を学ぶということについて
非常にわかりやすく説明されました。



(と思ったのですが、参加された皆さんはどうでしたか?)





アトラクションとして、大学の文化系クラブの狂言研究会が参加してくれました。
 
 

狂言はいわば古典の「お笑い」です。


狂言





  原専任講師の解説があったので、
  内容もわかりやすかったのではないでしょうか。

  大学生も一所懸命「柿山伏」を演じてくれました。

        かなりの迫力で好評でした。


 
これを機会に皆さんが古典芸能に少しでも興味を持ってくれたらうれしいです。



 
 

数十人ずつクラスに分かれてのガイダンスの様子です。

   

自己紹介をしています。

ガイダンスの様子
 
 
このオリエンテーションで出会ってすぐに友達ができたという人もいましたよ。




遠方に在住の人や、学校行事等で参加できなかった人、
今回は残念でしたが、大学に入学後もガイダンスはありますし、
基礎ゼミナールやオフィスアワー等で先生達と話す機会はたくさんあります。

大学生になったら是非積極的に参加してみてください。

学生数が少ないぶんアットホームなのが二松學舍大学の特徴なのですから。



(2007.03.20掲載)

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 第5回 

こんな授業もあるのです

2月13日から16日にかけて、「シーズンスポーツ」の授業で
新潟県妙高市赤倉にてスキー合宿を行いました。

スキー合宿1




大学では文学や国際政治経済に関する専門的な授業はもちろん、その他に、
語学や自然科学、歴史などの総合的な科目も幅広く学ぶことになります。

その中に「体育」の授業もあります。(希望者のみ履修)

スポーツ活動を通じた自立的な健康管理能力・コミュニケーション能力を高めることを目的とした科目です。
高校や中学の教員を目指すため教職課程を履修している学生たちにとっては、必修科目でもあります。

「シーズンスポーツ」はいくつかある体育科目の一つで、季節に応じたスポーツを体験する科目です。
夏はテニス・ゴルフ、冬はスキーを行います。



赤倉は日本のスキー発祥の地として有名なスキー場です。
暖冬の影響で雪不足が心配されましたが、現地についてみると、どこも雪、雪、雪。

  スキー合宿2     今回の「シーズンスポーツ」スキー合宿参加者は、
    文学部29名、国際政治経済学部3名、総勢32名です。

  スキー合宿3  
引率の白石まりも先生(国際政治経済学部教授)と
インストラクター5名の指導のもと、
白銀の世界でさわやかな汗を流しました。

 
スキー合宿4
 スキーは生まれてはじめて、という初心者も
 インストラクターの指導でめきめき上達していきます。
 さすがに北国出身の学生は余裕の表情でスイスイ滑りますね。

 こうしたことに気付かされるのも、日本各地から学生が集まる大学ならでは。






スキーのあとはホテルに戻って食事です。

食事は、とても重要な問題。
心地よく疲れた体においしい食事がしみわたります。
しかも食べ放題。顔が自然に笑顔、笑顔。

スキー合宿5



・・・ちなみに、宿泊したホテルは「赤倉観光ホテル」。

本格的な高原リゾートホテルの草分け的存在として知られた老舗のホテルです。
ちょっとびっくりするくらいの豪華な設備でした。





食事のあとのミーティング。

インストラクターがスキーに関するあらゆる質問に答えてくれます。

「きちんと止まるにはどうすればいいの?」
「パラレルターンのコツは?」
などなど、学生たちから活発な質問が寄せられました。


スキー合宿6




4日間の合宿で、参加者の上達ぶりは驚くほどでした。
最終日には総決算として、国際的なスキー能力検定「インターナショナルテスト」を受験。
初心者も含めて参加者全員がバッヂを手に入れることができました。



(2007.03.02掲載)

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 第4回 


三年生の就職活動がいよいよ幕を開けました。

『就勝2008』と題して、12月18日から21日にかけて行われたイベントの様子をお伝えします。


 
      最終就職特別講座
18日に中洲記念講堂で行われた、                 

                     『最終就職特別講座』と
学内業界セミナー  
 『学内業界セミナー』のようすです。

 三年生300名以上が参加し、熱心に説明を聞いています。

     21日の『センスアップ・メイクアップセミナー』のようすです。

  センスアップ・メイクアップセミナー



  第一印象の好感度アップを図るポイントは…?






1月20日と21日にはセンター入試が行われました。
センター入試


九段キャンパスの研究室からは、国会議事堂も見えますよ。


国会議事堂



いよいよ入試のシーズンが始まりましたね。
みなさん、健康に気をつけて、実力を存分に発揮してください。


 (2007.02.05掲載)

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 第3回 二松学舎大学吹奏楽団定期演奏会


受験生の皆さん、明けましておめでとうございます。
受験本番に向けてラストスパートの時期ですが、呉々も健康には気をつけて下さい。



今回は先月17日(土)に行われた本学主催の二松学舎大学吹奏楽団定期演奏会の模様をお知らせします。

 
     
演奏会の模様1 13回目になるこの演奏会は、1、2年生が学ぶ
柏キャンパスの近くにある柏市沼南公民館の
ホールで行われました。

本学の関係者だけでなく、柏市在住の方々も
家族連れでお越しになる催しです。

入場は無料です。
 
演奏会の模様2
ホルストの『吹奏楽のための第1組曲』などの代表的な曲目だけでなく、
オリジナルに作った曲、宮崎アニメのテーマ曲まで幅広いジャンルの曲が
演奏され、来聴した人達を楽しませてくれました。  
  演奏会の模様3   近づいてきたクリスマスにちなんだ格好をするなど、
  団員の皆さんは様々な趣向を凝らしてくれました。

  これから就職活動、卒業研究で忙しくなる3年生は
  この演奏会が最後の活動となります。
  それだけに1曲1曲に熱がこもっていました。

 
         
 
                      皆さん、来年度に開催される演奏会は是非聞きにいらして下さい。
 
 



授業を終えたばかりの九段キャンパスにある研究室を訪問しました。

都心を見渡せる眺めの良い部屋で、靖国神社や日本武道館、千鳥ヶ淵が見えます。

 
     
4月になるとこの辺りは一面桜の花で、多くの人たちが
花見に来ます。


3ヶ月後、この満開の花の下、希望に満ちて本学へ
いらして頂きたいと思います。
研究室からの風景
研究室の本棚  

  研究室には膨大な本が並べられていました。
  授業では新古今時代を代表する歌人・西行法師の
  和歌を扱っているのだそうです。

    写本・版本の複製  
       
      古典文学作品を解読する時、大学で扱うテキストは、
      活字となった教科書ではなく、
      筆で書かれた写本・版本を扱います。

           その複製を何点か見せてもらいました。

                          巻物もありますね。
研究室には最低でも必ず1台のコンピューターが置かれており、
充実した研究・教育活動のため活用されています。

           
研究室のコンピュータ
  この部屋では、必要な資料をすぐにコピーする
  ことが可能です。


  一方的な講義でとどまるのではなく、IT技術を
  活用した双方向的な授業の試みもなされています。
 

(2007.01.10掲載)

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 第2回 12/2 国際政治経済学部AO入学試験 入学準備教育を実施しました


国際政治経済学部では、AO入学試験・推薦入学試験等の比較的早く入学が決定する入試の合格者に対して、本学で学ぶ意欲を高めていただくために「入学準備教育」を実施しています。

今回(12/2)はAO入学試験合格者を対象に、特別講演会として、本学が毎年開催している国際シンポジウム「東アジアとの対話−東アジア・トライアングル(日・中・韓)のダイナミズムと中国市場を機軸とした関係強化」を聴講していただくこととなりました。

このシンポジウムは研究者むけの内容で、高校生の皆さんにとっては少し難しい内容でしたが、
大学で行われる高度な研究の雰囲気にふれていただくことができたのではないかと思います。


最初に国際政治経済学部専任講師 水本義彦先生(専門:政治学)から
今日の講演会と講演者について、事前説明が行われました。
水本義彦先生
AO合格者の皆さんが聴講するのは、シンポジウムの一部の演目 「緊迫するアジア情勢と日本外交の課題」です。

講演者は田中均先生(東京大学客員教授・前外務審議官)。
日本と北朝鮮との国交正常化交渉において活躍された方です。

田中均先生のことを知らなかった人も、水本先生から「ニュースなどで話題になる、"北朝鮮のミスターX"と交渉した人です」と説明を受けると、驚いた様子でした。

 
シンポジウム会場の中洲記念講堂に場を移して、講演を聴講します。
   
田中均先生
田中先生の講演では、北朝鮮の核開発問題で揺れる東アジア情勢について、日本・中国・韓国・アメリカがどのように対応していくべきか、丁寧に説明してくれました。
会場の中では、300人を越す研究者・社会人・大学生が講演に耳を傾けています。
 

 
田中先生の話に耳を傾けながら、一生懸命メモを取るAO合格者のみなさん。
   
今回、AO合格者の皆さんには、「講演を聞きながらメモを取る」 ことをこころがけてもらいました。

「メモを取る」ことは大学で講義を受ける時の心構えとして、 最も大切なことの一つです。入学してからもぜひ続けてください。
AO合格者のみなさん
 

 
講演終了後は、各自で講演内容をまとめ、感想を書きました。
   
感想
田中先生の講演については、
「難しい内容だったが、ゆっくり丁寧に話してくれたので理解できた」 という感想が多く、他にも
「政治に興味をもった」
「わからないところがたくさんあり、(もっと勉強しなければという)自分への課題ができた」
などの感想が寄
せられました。
   
最後はお茶とおいしいお菓子を食べながら、
国際政治経済学部教員との懇談会を行いました。
国際政治経済学部長 鈴木朝生先生・AO入試委員長 岩崎
愛一先生と、AO入試合格者の皆さんが受験の時に苦労したことなど懇談しました。
懇談会
 

AO入試合格者の皆さんお疲れさまでした。
国際政治経済学部では、今後も入学までの間に入学準備教育として、課題レポートや特別講演会を 実施する予定です。大学入学に向けて、向学心を持って臨んでください。


(2006.12.20掲載)

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 第1回


12月に入り、東京は寒い日が続いています。受験生の皆さん、元気でお過ごしですか?
AO入試や推薦入試で合格した皆さんも、安心して風邪をひかぬようご注意ください。
このコーナーでは、〈いま〉の二松學舍大学を週替わりでお伝えしていこうと思っています。
題して「キャンパス歳時記」。
年末とお正月は休みますが、そうですね、3月くらいまでお付き合いください。


第1回目の今回は、九段キャンパスの先週の様子をお届けします。


12月11日(月)が文学部の卒業研究の締め切りでした。
卒業を前にした4年生が、大学生活の集大成である卒業研究に打ち込む姿があちらこちらで見受けられました。

図書館
図書館では、最後の追い込みをかけている4年生の姿を
数多く発見しました。



「昨夜も半分徹夜だったけれど、今日中になんとか
あと5枚は書いてしまいたい!」


とは写っている一人の弁。

最終コーナーを回ったこの時期、
家に閉じこもって論文執筆している学生もいるのですが、
大学に来て友人たちから刺激を受けるのも励みになるそうです。

地下3階の書道教室では、
源川ゼミの4年生たちが
卒業制作に精を出していました。
卒業制作  
 
 ノミと槌を手に持って「刻字」をしている様子です。
 字を書いているとばかり予想していた記者には、大きな驚きでした。
 書道って奥が深いですね。
「刻字」をしている様子
書道
  ちなみに二松學舍大学には、
  非常勤講師の先生もふくめて11名の
  個性あふれる書道担当の先生方がいます。

 
そんななか、12月5日(火)に避難訓練が行われました。
災害には万全の体勢を整えている九段キャンパスですが、
万が一を想定しての訓練です。
避難訓練1
避難訓練2
最近は運動不足気味の4年生たちも参加しました。
階段を使ったので、少々疲れ気味・・・です。
(2006.12.12掲載)

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