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    平成20年度 シンポジウム『論語』が開催されました  
   

平成20年11月29日(土)、本学中洲記念講堂を会場に約300名の参加者のもと、平成20年度シンポジウム『論語』― 現代に活きる『論語』―が開催された。

今年で第4回となる今回は「現代に活きる『論語』」をテーマとして掲げ、当該テーマを社会に伝え続けている方々、内在する知恵を現実に活用している方々の実践成果を報告いただくとともに、『論語』の精神を学び、活かし、次世代に伝えるべき、『論語』の更なる魅力について幅広く考える内容となった。


会場風景

会場風景
   
   
午前10時から、今西幹一学長の挨拶でシンポジウムは始まり、竹下悦子文学部教授の趣旨説明の後、株式会社リングスCEOの前田日明氏を迎え「自分になる為の『論語』」と題された特別対談(対談者、白井雅彦講師。進行、竹下教授)が行われた。
   
今西 幹一 学長

今西 幹一 学長
前田 日明 氏

前田 日明 氏
   
 
昼食休憩を挟んだ午後からは、北海道大学大学院よはず和順教授の「中国思想と『論語』解釈」、本学附属高等学校浅野進太教諭の「人間学としての『論語』に学ぶ」、文京区「文の京(ふみのみやこ)こども論語塾」溝本(安岡)定子講師の「こどもと楽しむ『論語』」の三本の報告が行われた。

最後は、白藤禮幸文学研究科長の総括、渡辺和則副学長の挨拶で閉会となった。
   
よはず 和順 氏 報告風景

よはず和順 氏 報告風景
浅野 進太 氏

浅野 進太 氏
   
溝本(安岡) 定子 氏

溝本(安岡) 定子 氏
舞台上面

舞台上面
   
 
シンポジウムは、朝の10時から夕方の16時半過ぎまで、ほぼ1日を通して行われた。

個性と魅力に溢れた講演者や報告者に、聴衆は真剣に聞き入り、時には笑いが零れ、熱心にメモや質問を行うなど、1日を通して活気あるシンポジウムとなった。

なお、前田日明氏は多忙なスケジュールにもかかわらず、シンポジウム終了まで参加され、一般参加者と共に質問する姿が非常に印象的であった。