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本学卒業生 古谷田奈月さんが「第25回日本ファンタジーノベル大賞」を受賞しました

平成25年7月30日、第25回「日本ファンタジーノベル大賞」の選考会が、東京都中央区の読売新聞東京本社で開催され、荒俣宏氏、小谷真理氏、椎名誠氏、鈴木光司氏、萩尾望都氏の5人の選考委員による厳正なる審査の結果、全応募作644篇から、本学の卒業生、古谷田奈月さん(文学部国文学科72回卒業)の作品「今年の贈り物」が「第25回日本ファンタジーノベル大賞」を受賞しました。12月上旬に東京都内で授賞式が開かれます。受賞作「今年の贈り物」は、11月に新潮社から単行本として刊行される予定です。
古谷田奈月さん
本学卒業生 古谷田奈月さん
(文学部国文学科72回卒業)
古谷田さんは、千葉県我孫子市の出身。二松学舎大学を卒業後、派遣社員としての勤務やアルバイトの傍ら執筆活動を続けています。
古谷田さんから、在学生のみなさんにメッセージをいただきました。
続けること、それも「負け続ける」というのは、つらいことです。しかし論理的に言って、戦い続ける限りは勝算も勝機もなくなりません。これは非常にシンプルな事実です。
大学在学中も、卒業してからの約十年間も、書くことだけは決してやめずに続けてきました。受賞という結果より、それこそが私の誇りです。
これからも続けていこうと思います。
◇日本ファンタジーノベル大賞は、読売新聞東京本社、清水建設が主催、新潮社が後援する文学賞で、大人も楽しめる新しいファンタジー文学の開拓と確立、そして力量ある新人作家の発掘と育成を目的として1989年に創設され、個性豊かな新人作家を多数排出しています。
第25回「日本ファンタジーノベル大賞」の詳細は、こちらをご覧ください。
http://www.shinchosha.co.jp/prizes/fantasy/ (新潮社公式サイト)