都市文化や現代文化の多角的な学びとともに、文学部必修科目も学ぶことで視野が広がる
都市の成り立ちや特有の文化形成などを、講義だけでなく文献講読やフィールドワークを通じて多角的に学修。 アニメやゲームなどの現代文化を学問的に分析するための基礎を学ぶとともに、日本文学などの古典や論語も学び、視野が広がった1年でした。
コンテンツの流通と消費のメカニズムを学問的に理解しつつ、
新たなコンテンツ文化を創造するための企画力・実践力を養う。
デジタルメディア研究、マンガ研究、アニメ研究、ゲーム研究などの
視点に依拠しながら、今日的なコンテンツ文化の組成を理解します。
他者と連携しながらコンテンツを制作する実践的体験をつうじて、
より深く現代文化を洞察するための視野を切り拓きます。
「創る→学ぶ→考える」という一連のプロセスの中で、理論と実践を
越境しながら、未来の社会を生き抜くための実践力を身に付けます。
教員との距離の近さを活かして、
経験値を一気に上げよう!
技術哲学・メディア論が専門
谷島 貫太 准教授
生活のなかで《当たり前》になってしまっている事柄について考えることは、実はそれほど簡単ではありません。このことは、さまざまな技術やメディアが作り上げている《当たり前》にも当てはまります。私の専門分野である技術哲学やメディア論は、技術やメディアが作り上げているこうした《当たり前》について、いったん立ち止まって考えていく学問分野です。
授業のなかでは、具体的な事例、コンテンツを多く取り上げながら、いろいろな考え方を身につけてもらうことを目指しています。技術やメディアは日々変化していきます。知識は古くなっていきますが、学問的に鍛えられた考え方はずっと長生きしてくれます。
大学は色んなチャレンジができる場です。たくさんチャレンジして、たくさん失敗して、いろんな経験を積み重ねていってほしいです。二松学舎大学は学生と教員との距離が近いので、一緒にいろんな経験をしていきましょう。
3年次生(取材時)
佐脇 愛香さん (茨城県立並木中等教育学校 出身)
(茨城県立並木中等教育学校 出身)
都市の成り立ちや特有の文化形成などを、講義だけでなく文献講読やフィールドワークを通じて多角的に学修。 アニメやゲームなどの現代文化を学問的に分析するための基礎を学ぶとともに、日本文学などの古典や論語も学び、視野が広がった1年でした。
専攻の授業では、演劇や歴史、文化といった興味のある分野を深く学びました。
また、1年生に比べて授業選択の幅が広がったことから、webデザイン技術など実践的な学びも得られました。
イベントの企画書や関連資料の制作・プレゼンでは、2年次までに学んだデザインに関する知識やPCソフトの操作技術などが役立ちました。
図書館司書と学芸員の資格取得を目指しているので、資格課程の履修も進めています。
学んだ概念や知識を自分の言葉で表現して人に伝えたり、スライドやレジュメの形にまとめて発表したりする機会が多かったので、伝える力が身に付きました。
この力をさらに磨き、広報や企画などの分野で活躍できる人材を目指します。
泉鏡花の『夜叉ヶ池・天守物語』です。
どちらの作品も戯曲として書かれたものなので、場面を想像しやすい点がおススメのポイントです。
思わず声に出して読みたくなるような、美しく流れるリズムで言葉が紡がれているところも心地よく、泉鏡花にしか描けない、美しくももの悲しい、幻想的な世界を味わうことができます。
構想段階ですが、特に興味のある演劇をテーマに取り上げたいです。中でも2.5次元ミュージカルを題材に考えています。演劇の中でも2.5次元ミュージカルは新しい分野なので、学問的な研究が進んでいない部分も多く、探求の可能性が大きなコンテンツなので研究のしがいがあるところが最大の魅力です。
2.5次元ミュージカル作品の普及や独自文化の発展の歴史、既存メディアとの関連、影響を論じたいです。