N'2030 Plan

新長期ビジョン「N'2030 Plan」公表

新長期ビジョン「N'2030 Plan」公表

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明治10年、高名な漢学者であり法曹界の重鎮であった三島中洲先生が、「漢学塾二松学舎」を創立して以降、本学は「東洋の精神による人格の陶冶」を建学の理念として、真に役立つ人材の育成を目指してきました。140年に及ぶ長い歴史を重ねてこられたのも、建学の精神に基づく教育と研究が、社会から評価され、必要とされ続けてきたことが背景となっているといえます。

本学は、創立135周年を機に、長期ビジョン「N'2020 Plan」を策定し、新学科の開設・新設、教育改革、学生・生徒支援、キャンパス整備など、様々な面において成果をあげて参りました。しかしながら現在、私学を取り巻く環境は予想以上のスピードで変化しております。

18歳人口が今後2040年までの20年間に40万人以上急速に減少していく局面を迎え、2019年開校予定の「実践的な職業教育を行う新たな大学の設置」による競合校の増加、定員充足率の厳格化、東京23 区内私立大学の定員増抑制策、学校法人のガバナンスや情報公開の強化について私立学校法の改正を視野に入れた動きがみられる等、私立学校を取り巻く環境は激変しています。また、AI、Iotなどいわゆる第4次産業革命の進展が、我が国将来の働き方や経済・社会情勢を大きく変えていくとの予想も出てきています。

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このような状況の激変と予測が極めて困難な時代において、本学の使命を今後とも永続的に果たし続けていくため、2030年に向けた本学全体の進むべき指針として「2030年型教育体制」の構築を目指した新長期ビジョン「N'2030 Plan」を策定し、創立140周年記念式典において公表いたしました。
本プランは、二松学舎構成員にとって達成すべき新たな目標であり、「2030年型教育体制の構築」実現に向け、本学全体の進むべき指針と考えております。これからも、全学一丸となり、緩まぬ努力を行って参ります。

学校法人二松學舎 理事長 水戸英則

参考リンク:
N'2030 Planの概要(学校法人二松学舎ホームページ)