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理事長トピックス

第87回選抜高校野球大会(春の甲子園) 附属高等学校野球部壮行会 理事長激励の言葉

市原監督ほか野球部選手諸君、また関係者の皆様、この度の第87回選抜高等学校野球選手権大会への出場、誠におめでとうございます。春の選抜大会は5度目の出場です。昨年は夏の甲子園、初出場を果たしました。夏・春連続出場は、附属高等学校野球部にとって初の快挙です。夏の甲子園では、長崎海星に打ち勝ち、沖縄尚学に惜しくも敗れましたが、初出場ながら全国16強の成績を挙げ、東京都内、関東一円、全国にも「二松学舎」の名声を知らしめました。
今回春の選抜はそれ以上の高みを目指し、頑張ってほしいと思います。今から遡ること33年、昭和57年に開催された第54回選抜高等学校野球大会で、市原投手(現監督)率いる附属高等学校野球部は、並み居る強豪を相手に決勝まで駒を進めましたが、惜しくもPL学園に敗れ、準優勝を遂げたという大きな実績があります。野球部選手諸君は、附属高等学校野球部にはこういう大きな歴史があるということを、念頭において戦ってほしいと思います。附属高等学校の校訓、「仁愛、正義、誠実、弘毅」の弘毅の精神、すなわち、こつこつ努力して、課題を乗り越える克服心をもって、甲子園を一戦一戦、全員野球で戦い、栄冠を勝ち取っていただきたいと念願する次第です。