研究

研究員

二松学舎大学 21世紀COEプログラム 研究者専用ページ 目次

研究員

  • 金子正孝
  • 根木 優
  • 小嶋明紀子
  • 鈴木 英之

研究テーマ

  • 金子 正孝
    文体と用字法の研究―上代の第一次資料を中心に―
  • 根木 優
    「仏乗禅師東帰集」の基礎的研究―伝自筆本と版本の比較を手がかりに―
  • 小嶋明紀子
    日本漢文学における賦の受容と実作
  • 鈴木 英之
    日本浄土教における外典の受容と展開-了誉聖冏著作を中心に-

研究活動

  • 第4回COE研究会の開催
    日時 平成19年1月27日(土)16:30~18:40
  • 第3回COE研究会の開催
    日時 平成18年10月21日(土)15:00~17:10
  • 第2回COE研究会の開催
    日時 平成18年7月8日(土)15:00~17:30
  • 第1回COE研究会の開催
    日時 平成18年5月13日(土)15:00~17:30

金子正孝

H17.08.21~H17.08.24

国際シンポジウム「古代日本の言語文化」と若手研究者支援プログラムに参加

〔主催〕 奈良女子大学COE
〔場所〕 奈良女子大学

根木 優

H18.07.22

第92回和漢比較文学会例会(東部)において研究発表
「報国寺蔵『東帰集』書入れ本について ―引用書目から見る江戸後期の『東帰集』受容―

とき H18.07.22(土) 13:30~
ところ 鶴見大学 5号館201教室

H17.07.23

第88回和漢比較文学会例会(東部)において研究発表
「仏乗禅師東帰集」伝本系統に関する一考察―自筆本と版本の比較から―

とき H17.07.23(土) 14時~
ところ 学習院大学 百周年記念館3階会議室

小嶋明紀子

H18.06.24

平成18年度中国文化学会において研究発表
『早霖集』所収の楚辞系作品をめぐって

とき 18.06.24(土)
ところ 函館市勤労者総合福祉センター(サン・リフレ函館)

鈴木英之

H18.08.22

国際シンポジウム「世界における日中文化と文学」(世界中的中日文化与文学) において研究発表
「浄土教における漢籍受容―了誉聖冏著作を中心に―

期日 2006年9月1日(金)・2日(土)
会場 東北師範大学外国語学院(中華人民共和国・長春市)

H18.09.07

日本印度学仏教学会第57回学術大会 において研究発表
「了誉聖冏と聖徳太子信仰―『説法明眼論』の受容をめぐって」―

日時 2006年9月12日(火)
場所 大正大学

會谷佳光 (在任期間:H16.10~H18.03)

H17.06.26~17.06.30

中華仏学研究所(中華民国) 海外調査

H17.05.28

現在、個人研究と漢籍データベース班「邦人序跋集成」の調査を兼ねて、週一回のペースで、成田山仏教図書館に和刻本仏典の版本調査に行っております。その他にも、必要に応じて、東京大学總合図書館・同東洋文化研究所・国会図書館・東洋文庫・駒沢大学図書館等に調査に行っております。

平成17年5月28日(土)、慶応義塾大学三田キャンパスで開催される第9回宋代文學研究談話會で口頭発表を致します。題目は「書籍の流伝―宋代書目の著録から和刻本の出版に至るまで―」、発表時刻は13:00~13:40、発表要旨は以下の通りです。

【要旨】
中国において、書籍、特に宋代以前に撰述された書籍がいかにして後代へと伝わっていったかを考える際、宋代に編まれた書籍目録の持つ重要性は論を俟たない。この考えのもと、宋代に編まれた書目の成り立ちや、各書目の著録傾向、各書目間の関係等について、『新唐書』芸文志を中心に、これまで研究を重ねてきた。また、『新唐書』芸文志の研究に当たって、そのうちの釈氏類を検討の対象とした縁から、昨年十月からは、二松学舎大学COEプログラムの研究員として、和刻本仏典の版本調査を行っている。

そこで、今回の発表では、この二つの研究課題を絡めて、唐代に撰述された仏典が宋代以降どのように流伝して、日本に伝入し和刻本として広まっていったかを考察してみたい。今回は特に、唐の宗密という僧侶が編纂した『禅源諸詮集』という本を取り上げ、この書の成り立ちから、宋代、及び元代以降の書目における著録状況、和刻本仏典の流布状況などを時代を追って整理していき、それによって、宋代以前に撰述された書籍が、印刷文化の発達した宋代を介して、いかにして後代へと伝わっていったかを明らかにするための一つの例として提示できればと考えている。

H17.04~

成田山仏教図書館へ調査

清水信子 (在任期間:H16.10~H18.03)

H18.01.22

無窮会第49回東洋文化談話会研究例会において研究発表
「大田錦城『大学』講義とその聞書について―伊藤忠岱書写資料を中心として―」

とき 18.01.22(日)14:30~
ところ 無窮会講堂

【発表要旨】
大田錦城は、近世後期を中心に活躍し、多くの門人達に講義をしていたが、その講義録いわゆる「聞書」 については、門人の一人であり、郷里信濃を拠点として活動していた伊藤忠岱のものが多数現存している。 それらは、化政期に行われた講義が中心であるため、文政八年に没した錦城の最晩年の言行として注目さ れよう。そこで、本発表においては、錦城の講義、及び忠岱書写資料の概要を整理するとともに、その一つ 『大学聞書』から窺測される錦城の『大学』講義について、その内容、及び著述資料との関係等、またそれら 講義の記録が「聞書」として成書に至る過程、さらに「聞書」の実態について検証した。