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おくやみ 本学名誉教授で元学長の佐古純一郎先生が逝去されました

5月6日、二松學舍大学第9代学長で、二松學舍大学名誉教授の佐古純一郎(さこ・じゅんいちろう)先生が、老衰のため逝去されました。謹んでご冥福をお祈りいたします。享年95歳。葬儀・告別式は親族の皆様で執り行われました。
(本学では、ご遺族のご要望により、これまで発表を控えさせていただいておりました)

【二松学舎大学での略歴】
昭和34年文学部専任講師として着任、同36年助教授、同37年教授に就任。文学部長、附属図書館長などを歴任後、同61年から平成元年まで学長を務める。平成2年3月に定年退職、同年4月に名誉教授の称号を授与される。
学校法人二松学舎においては、昭和46年に評議員、同48年に理事、同62年から平成元年まで常任理事を務める。

【研究業績】
<著書>
『純粋の探求』(甲陽書房、1951年)
『太宰治論』(審美社、1963年)
『椎名麟三と遠藤周作』(日本基督教団出版局、1977年)
他多数

<論文>
「漢詩にあらわれた漱石の『道』について」(『東洋學研究所集刊』第1集、1970年)
「夏目漱石と二松学舎―「則天去私」論への序論的考察として―」(『二松學舍大学論集』、1977年)
「西田哲学と陽明学・序論」(『二松学舎創立百十周年記念論文集』、1987年)
他多数