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附属図書館主催「知的書評合戦 ビブリオバトル」を開催しました

図書館では、7月17日(日)のオープンキャンパスで、知的書評合戦「ビブリオバトル」を開催しました。

ビブリオバトルとは、発表者が読んで面白いと思った本を5分間で紹介し、2分間の質疑応答の後、発表を聞いた観客が「どの本が一番読みたくなったか」を基準に投票を行い、チャンプ本を決める知的書評合戦です。

開催4年目の今回は、文学部国文学科1年生3人、2年生2人の計5人の学生が挑戦しました。今年の参加者は全員女性。5人はそれぞれ違ったジャンルの本を持ちより、観客の興味を引き出す楽しいプレゼンを行いました。

発表の様子

すべての発表が終わった後、「読書の楽しみ方」をテーマとした意見交換会を、

意見交換会の様子

そして、投票結果の発表。
観客が一番「読んでみたい!」と思い、「チャンプ本」に選んだのは

――文学部国文学科1年の静涼子(しずか・りょうこ)さんが紹介してくれた『華氏451度』でした!――

見事栄冠に輝いた静さんには、

制限時間があるなか、自分の考えを言葉できちんと伝えるのはとても難しいことです。まして、好きなものを人前で語るには、勇気も必要です。

しかし、好きなものについて誰かに話をし、理解・共感してもらうことは幸せなことだと思います。少し、緊張するかも知れませんが、身近な人とビブリオバトルをしてみてはいかがですか?その人の知らなかった面や、自分の知らない自分を見つけられたりするかもしれません。

今回紹介された本は、図書館で展示します。
発表者の熱い想いがこもった作品をぜひ手に取って、皆さんも読書の楽しさ、素晴らしさを味わってください。