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柏キャンパスで、夏休みこども研究会「大学教授と奈良絵本を読む」を開催しました

8月6日(土)・ 7日(日)、東葛地区の地域文化振興の一環として、柏キャンパスで、本学地域連携室主催、柏市教育員会・我孫子市教育委員会の後援による「夏休みこども研究会」を開催しました。

「大学教授と奈良絵本を読む」をテーマに、小学生(4年生以上)を対象としたこの研究会。本学所蔵の貴重本「奈良絵本」を教材に、本学文学部の教授が講師となり、日本の古典文学を楽しく学んでもらいながら、夏休み自由研究のお手伝いになればと実施しました。

講演に先立ち、附属柏中学校・高校吹奏学部によるウエルカムコンサートや、附属柏中学校・グローバルコース2年生の英語による学校紹介も行われました。

吹奏楽部による演奏
英語による学校説明

6日(土)は、小山聡子教授のビデオ講習「雷神になった武士 ― 恨みの悪源太義平 ―」と、本学副学長の磯水絵教授による講演が、7日(日)は、小井土守敏講師(大妻女子大学教授)のビデオ講習「源為朝の武勇―『保元物語』より―」と磯教授による講演「昔の母と子 ― 常盤御前と牛若丸 ―」が行われました。
ビデオ講習で上映された動画は、本学文学部映像・演劇・メディア専攻、松本ゼミナールの3年生によって制作されたものです。

また、講演の後には、柏キャンパス見学ツアーも実施。附属柏中学・高校の生徒も利用できる大学の図書館や、附属柏中学・高校の体育館などを巡り、最後は、大学1号館で学食を体験していただきました。

見学ツアー
附属図書館
附属柏中学・高校(体育館)
楽しい学食体験

連日の猛暑にも関わらず、両日とも、100名を超える多くの方にご参加いただいた「夏休みこども研究会」。
参加者の皆様からは、「少し難しかったが、先生のお話がとても良く、奈良絵本に興味がわき、勉強になった」、「普段なかなか見ることのない大学の内部を見たり、学校がどのような信念を持って教育にあたっているのかを理解できる良い機会だった」、「吹奏学部の演奏は、とても迫力があり、感動した」、「中学生の英語でのスピーチがとても素晴らしかった」などの感想が寄せられました。

今年4月に開設した二松學舍大学地域連携室。今後も、地域文化振興の一助として、さまざまな催しを企画・実施していく予定です。