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「海外留学・研修・旅行における危機管理セミナー」を開催しました

二松學舍大学では、留学、研修、旅行などで海外を訪れる学生に対する、安全面からのサポート体制を整えています。
その一環として、平成28年7月30日(土)、九段キャンパス1号館201教室にて、国際交流センター主催の「海外留学・研修・旅行における危機管理セミナー」を開催しました。
このセミナーは、JCSOS(NPO法人海外留学生安全対策協議会)から危機管理対策に精通した外部講師を招へいし、海外渡航時における注意点等を、具体的な事例に基づき、わかりやすく説明するオリエンテーションです。

留学、研修、旅行などで渡航した際に起こりうる、さまざまなトラブルを回避するためには、事前の周到な準備や心構えが必要です。特に、テロや暴動などが相次いで起きるなど、海外情勢が不安定になっている現在、学生ひとりひとりが、海外での危機管理に関する知識をしっかりと身につける必要があります。

今回お招きした講師の服部誠氏(JCSOS理事)からは、海外でのさまざまなリスクを、①窃盗・強盗 ②テロ・暴動 ③銃撃事件 ④異文化対応の4つに分類し、それぞれのトラブルに直面した際の具体的な回避方法、トラブルに巻き込まれないための日々の注意点や事前準備の進め方などを、学生にわかりやすく伝授していただきました。

特にテロ事件については、危機管理シミュレーションを実施。さまざまなメディアで報道されている最近の事例を基にした臨場感のあるシュミレーションに、参加した学生は、テロが身近な脅威であることを体感することができ、渡航を前に、気を引き締める良い機会となりました。
国際交流センターでは、今後もこうしたセミナーを継続的に開催していきます。