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平成26年度 留学生交流会を実施しました

二松学舎大学では、国際交流や日本の歴史・文化・自然に触れることを目的に、留学生参加の交流会を行っています。
平成26年度
  本年度の留学生交流会は、7月12日(土)に実施され、北京大学(中国)や中国文化大学(台湾)からの交換留学生を含む15名の留学生と14名の国際交流サポーター(国際交流に興味がある学生ボランティア)、引率教職員3名が参加しました。
  午前中は、九段1号館から歩いて20分ほどの国立劇場を訪れ、歌舞伎鑑賞教室に参加、午後は大学の13階ラウンジでの昼食懇親会を行いました。
平成26年度 留学生交流会
  歌舞伎鑑賞教室では、まず歌舞伎のみかたについて解説が行われました。大掛かりな舞台装置の動きや、歌舞伎独特の立ち回りを実際に見ながらの説明に加えて、風のふく音や雪の降る音などの効果音を、現実の音と比べたり、同じ筋書きを、現代の演劇と歌舞伎の両方で演じて比べてみたりと、歌舞伎の特徴がよく分かる内容でした。
平成26年度 留学生交流会
  休憩をはさみ、近松門左衛門作「傾城反魂香」を鑑賞しました。参加した留学生や国際交流サポーターには、初めて歌舞伎を鑑賞する学生も多かったため、古典的な台詞に戸惑いながらも、歌舞伎独特の舞台演出に感嘆の声をあげたり、役者のコミカルな表現に笑ったり、その衣装や化粧を含めたパフォーマンスに見入っていました。学生からは、「言葉が難しかったが、機会があれば他の演目も見てみたい」「伝統芸能ということで構えていたが、思っていたよりも楽しかった」などの声があり、歌舞伎そして日本の伝統文化に親しむよいきっかけになりました。
平成26年度 留学生交流会
  午後の昼食懇親会では、はじめは少しぎこちなかった学生たちですが、ビュッフェランチを食べながらおしゃべりをして歌舞伎の感想などを話し合うなかで、次第に和やかなムードになりました。
平成26年度 留学生交流会
平成26年度 留学生交流会
  後半は、参加者の名前を番号の代わりにカードに書き入れるビンゴゲームを行いました。学生たちは、テーブルを回ってできるだけ多くの人に話しかけるうちに、初めて話す人とも打ち解けた様子で笑顔が見られ、その後も、景品を選んだり見せ合ったりして楽しいひとときを過ごしました。
平成26年度 留学生交流会
平成26年度 留学生交流会
平成26年度 留学生交流会

  留学生に、日本人学生がゲームの説明をしたり、学生同士がお互いの国の文化や流行について話したりと、積極的な交流が見られました。昼食懇親会の終わりには、連絡先の交換をする学生たちもおり、名残惜しい雰囲気の中、閉会となりました。


  学生のみなさんには、今後も国際交流の活動に積極的に参加してほしいと思います。