12月7日（土）に、本学の外国人留学生による日本語スピーチコンテストを開催しました。

平成16年より実施しているこのスピーチコンテストは、今年で10回目を迎えます。外国人留学生の、さらなる日本語学習意欲の向上を図ることを目的とし、日々勉学に励んでいる日本語で自分の考えや意見を発表する場を提供しています。今回は例年より多い9名の留学生が出場し、それぞれの個性あふれるスピーチを披露しました。

留学生が自分で考えたスピーチテーマに基づきスピーチを行い、個々のスピーチ発表が終了する度に、審査員の先生方による質疑応答の時間が設けられました。

発表者の留学生は、最初はとても緊張した面持ちでしたが、発表が進むに連れ、次第に和んだ様子でパフォーマンスをしていました。中には、前の発表者の内容を受けて自分のスピーチの冒頭にアドリブを加えたり、スピーチの中で観客に質問を投げかけたり、観客の笑いを誘う受け答えをしたりと、堂々とした様子で発表する姿も見られました。

全員の発表終了後、審査員の先生方により選考が行われ、1位「学長賞」、2位「父母会長賞」、3位「国際交流センター長賞が決定しました。受賞した留学生たちの顔には歓喜の表情が浮かんでいました。