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平成30年度 教員免許状更新講習 講習内容一覧を掲載しました

必修講習・選択必修講習 平成30年8月6日(月)・7日(火) <12時間>

1時限
9:00 ~ 10:20 (講習:80分)
2時限
10:30 ~ 11:50 (講習:80分)
昼休み
11:50 ~ 12:50
3時限
12:50 ~ 14:10 (講習:80分)
4時限
14:20 ~ 15:40 (講習:80分)
5時限
16:10 ~ 16:50 (修了認定試験:40分)

8月6日(月) 【必修】教育の最新事情と、子どもの発達・生活

講師講習名講習内容
1時限
9:00
|
10:20
本学教授
若井田 正文
教育の最新事情Ⅰ国は、平成28年1月に「次世代の学校・地域」創生プランを策定し、①「学校の組織運営改革(チーム学校)」、②「教員改革(資質向上)」、③「地域からの学校改革・地域創生(地域と学校の連携・協働)」をかかげ、中央教育審議会3答申の実現を積極的に推進している。①では、新学習指導要領の「社会に開かれた教育課程」の実現を目指し、校長のリーダーシップの下、教職員と、教職員をバックアップする多様な専門スタッフ等との連携・協働を推進する。②では、教員養成・採用・研修を通じて教員の継続した資質向上を推進する。③では、社会教育法の改正による地域学校協働活動推進員と共に、コミュニティ・スクールを充実させ、地域学校協働本部の設置を進めていく。本講座では、このような施策等を取り上げ、教育の最新事情について考察する。
2時限
10:30
|
11:50
本学教授
若井田 正文
教育の最新事情Ⅱ
3時限
12:50
|
14:10
本学教授
改田 明子
子どもの発達と
生活環境の変化
近年、障害者権利条約の批准や障害者差別解消法の施行など、障害者を取り巻く社会環境は大きく変化している。その流れは、社会のしくみを変えることを通じて障害者の社会参加を促し、多様性のある社会の実現を目指すものである。本講座では、このような動向を踏まえ、障害のある児童生徒の教育について、インクルーシブ教育の考え方を中心に解説する。さらに、インクルーシブ教育の考え方に基づいて、発達障害のある児童生徒の抱える困難の性質について検討する。なかでも、障害を抱える人自身が自己の生活体験を分析した当事者研究を取り上げ、障害を抱える人の視点から障害にアプローチすることによって示唆される教育的ニーズを考えてゆく。
4時限
14:20
|
15:40
本学教授
改田 明子
5時限修了認定試験(16:10~16:50)

※本講習における講師について、変更することがあります。

8月7日(火) 【選択必修】教育課程の改善と学校運営

講師講習名講習内容
1時限
9:00
|
10:20
本学教授
小渕 朝男
学習指導要領の改訂の動向等
(道徳の教科化を含む)
学習指導要領の改定等の動向について解説する。前半は、学習指導要領の内容上の変遷を確認すると共に、2016年12月の中央教育審議会の答申や2017年 3月の改訂指導要領の内容(主に総則部分)について検討する。さらに、「主体的・対話的で深い学び」を実現するための手立て等についても考察したい。
後半は、道徳教育の問題に焦点を当てて、道徳の教科化問題について考える。高等学校における新科目「公共」の問題も含めて、人間形成と授業との関係、特別活動と道徳教育の関係について考察する。
2時限
10:30
|
11:50
本学教授
小渕 朝男
3時限
12:50
|
14:10
本学教授
町田 哲夫
学校における危機管理上の課題学校における危機管理上の課題は多岐にわたっている。本講習では学校における防犯対策、児童生徒の登下校時の安全確保、学校施設設備・授業時の事故防止対策、個人情報の保護など様々な危機管理上の課題を明らかにする。またそれらの課題に対して、学校、保護者、地域が連携した組織的な対応のあり方について具体的事例をもとに検討する。
4時限
14:20
|
15:40
本学教授
町田 哲夫
5時限修了認定試験(16:10~16:50)

※本講習における講師について、変更することがあります。

選択講習 平成30年8月8日(水)~10日(金) <18時間>

1時限
9:00 ~ 10:20 (講習:80分)
2時限
10:30 ~ 11:50 (講習:80分)
昼休み
11:50 ~ 12:50
3時限
12:50 ~ 14:10 (講習:80分)
4時限
14:20 ~ 15:40 (講習:80分)
5時限
16:10 ~ 16:50 (修了認定試験:40分)

8月8日(水) 【選択】現代における生徒育成上の課題

講師講習名講習内容
1時限
9:00
|
10:20
本学教授
若井田 正文
特別活動と
人間関係づくり
-心理学の教育場面へ
の活用-
特別活動においては、「集団や自己の生活,人間関係の課題を見いだし,解決するために話し合い,合意形成を図ったり,意思決定したりする」資質・能力を育成することが求められている。
本講座では、「集団の中で,人間関係を自主的,実践的によりよいものへと形成する」という特別活動の重要な視点に注目し、心理学の二つの手法を通して指導力の向上を図る。一つは、お互いを大切にしながら率直にコミュニケーションをするアサーション、他の一つは、ふれ合いと自他発見を通して参加者の人間関係づくりや行動変容を試みるグループ体験であり、学級経営などでも活用できる構成的グループエンカウンターである。
それらを通して、自分を伝えることの意味や自己表現について、また「育てる」ことについて考察する。
2時限
10:30
|
11:50
本学教授
若井田 正文
3時限
12:50
|
14:10
本学教授
田村 幸子
生徒指導上の課題今日、学校における生徒指導上の諸問題は、基本的生活習慣はもとより、いじめ、暴力行為、不登校や中途退学等、多岐にわたり深刻な状況にある。背景には、少子高齢化、高度情報化、都市化といった社会変化と子どもや大人の意識・行動の変化がある。そこで、生徒指導の基盤となる課題として、問題行動の要因となる社会の変化と、重大な社会問題であるいじめ問題及び子どもの貧困を採り上げ、実態と対策について分析・検討する。
4時限
14:20
|
15:40
本学教授
田村 幸子
進路指導上の課題グローバル化が進み、異なる文明との共存や協力の必要性が増した今日、生徒自ら進路を選択決定する能力・態度を育成することは極めて重要である。一方、昨今の若年者労働市場の動向は、就職・進学問題に変化を惹起し、高大接続システムの改革を求めている。そこで、学校全体として組織的・体系的に取り組む教育活動としての進路指導上の諸課題について考察するとともに、高大接続システムについて、その背景と要因を考察する。
5時限修了認定試験(16:10~16:50)

※本講習における講師について、変更することがあります。

8月9日(木) 【選択】現代文の教材と指導法《中学国語・高等学校国語教諭向け》

講師講習名講習内容
1時限
9:00
|
10:20
本学講師
荒井 裕樹
小説の読み方・
語り方・考え方
本講座では、以下の 2点を中心にお話しする予定です。
①村上春樹・川上未映子の小説を題材に、小説の「読み方・語り方・考え方」について講義します。大学の初年次教育(高校を卒業して間もない学生たちが対象)で行うワークショップの経験(成功例・失敗例)などについてもお話しします。
②文学研究の最前線についてわかりやすくお話しします。特に社会学・障害学などのマイノリティ研究との接点について解説します。
2時限
10:30
|
11:50
本学講師
荒井 裕樹
3時限
12:50
|
14:10
本学教授
山口 直孝
教材としての
口語自由詩
―非定型の創造性
中学の国語教科書に収められている口語自由詩を対象に、教材としての可能性を探ります。定型詩・俳句・短歌に比べて、口語自由詩は、韻律に束縛されず、現代語で書かれているため、親しみやすい印象があります。けれども、既成の形式によらずに詩を作ることは容易ではありません。言語に新しい意味と表象とをもたらす創造性が詩の役割であることを思えば、作り手が非定型を選択したことの困難さにも意識が向けられてよいでしょう。本講座では、発表時の歴史的文脈も視野に入れて作品の魅力を探り、生徒に伝えるべきことがらを探ります。草野心平、吉野弘の教科書収録作品を取り上げる予定です。
4時限
14:20
|
15:40
本学教授
山口 直孝
5時限修了認定試験(16:10~16:50)

※本講習における講師について、変更することがあります。

8月10日(金) 【選択】古典の教材と指導法 《中学国語・高等学校国語教諭向け》

(注:「書道の教材と指導法」と同時に受講することはできません。)

講師講習名講習内容
1時限
9:00
|
10:20
本学教授
山崎 正伸
教材としての
『伊勢物語』
教育内容に関する主な改善事項として、国語科での古典の重視が挙げられている。この古典の中から、多くの教科書に採られている『伊勢物語』について、初段から東下りまでを中心に、時間の制約で若干の省略をするやも知れないが、現在の研究とその資料を提示したい。
また、授業で活用できる資料の在処と、その資料の活用の実際も具体的に示したい。しかし、80分の授業時間のため、すべての資料を直接に扱えない。講座では触れられないが、持ち帰って活用していただきたい資料もあると理解していただきたい。それらの資料によって歌語り歌物語作品の本質を考える。
また、中学の教科書に採られている『竹取物語』とも、比較して、作り物語、歌物語にも触れたい。
2時限
10:30
|
11:50
本学教授
磯 水絵
「中世散文
―随筆作品を中心に―」
『徒然草』
1 作者研究の現在 ―兼好法師伝について―
2 兼好法師の文学 ―無常について―
3『徒然草』の後代への影響 ―絵画作品を中心に―

兼好法師の生地は一説に関東ともいわれてきた。また、神奈川県立金沢文庫には、彼に関わる史料も多く収蔵されている。が、近年その見直しが叫ばれるようになってきている。
今回はそのようなことから説き起こし、兼好伝の変容と、アクティブラーニングに資する話題を提供したい。
3時限
12:50
|
14:10
本学教授
市來 津由彦
論語を読む(散文)漢文を「読む」ということには、訓読技術の使用と本文内容の吟味との両面がある。本講座では、中国思想文化の古典としてもっとも著名な論語の一節を素材とし、中国の古注と新注、江戸の解釈をとりあげ、歴史の中の読み込みを味わう。多様な解釈を踏まえた内容理解の深まりが、訓読の指導に何らかのかたちでつながっていくことを願う。
4時限
14:20
|
15:40
本学教授
伊藤 晋太郎
三国志(史伝)漫画やゲームの世界にも広がり、もはやブームという言葉では片付けられないほどわが国の一文化として定着した感がある三国志。三国志に関心を持つ生徒の興味に応えられる授業の一つが漢文であろう。本講座では教科書に取り上げられることの多い『十八史略』の中の三国志に関する部分を題材にして、生徒の興味をどう広げていくかについて考えたい。
5時限修了認定試験(16:10~16:50)

※本講習における講師について、変更することがあります。

8月10日(金) 【選択】書道の教材と指導法《高等学校書道教諭向け》

(注:「古典の教材と指導法」と同時に受講することはできません。)

講師講習名講習内容
1時限
9:00
|
10:20
本学教授
高澤 浩一
隷書の指導法隷書を指導する上での資料は、従来石刻関係のものが多く、肉筆史料は少ない状況にある。
しかし今年では木簡・竹簡の出土がおびただしく、書写活動における一次史料を提供してくれている。
よって、この講習のねらいは、それらの一次史料を考慮した上で、特に隷書体の筆順に着目し、隷書学習時における筆順指導をいかに行うかについて検討してみたい。
その上で従来指導してきた石刻関係の隷書を、いかに指導すべきかを考え直す内容である。
2時限
10:30
|
11:50
本学教授
福島 一浩
仮名の指導法書道科授業の中で仮名の古典を実物大で臨書することは字数が多く容易ではない。漢字古典を学ぶように字数を減らし大きく臨書することにより線の内容が掴み易くなる。単に打ち込まれた形のみの一字ではなく刻々と変わる感情の機微を感じることや、連綿美も単なる連続に留まらず運筆から生み出される仮名美、複数文字による仮名美を自分の中に宿していくことにより仮名を愛好する心が養われる。今回は単体と連綿(文字群)を高野切、寸松庵色紙、本阿弥切、関戸本古今集などを中心としながら実物の200%~400%拡大を小筆や硬筆を用いて学び、この方法の習慣化により実物大での鑑賞や臨書に役立てたい。
3時限
12:50
|
14:10
本学教授
高澤 浩一
行書の指導法行書については、日常書写活動の中で今日最も多く使用されているが、書の歴史を見る上では、その発生から発達段階に至るまで明白にされていない。更には、行書という語義についても不明である。よってこの講習においては、その語義について文献上より考究するとともに、近年出土の木簡や竹簡といった肉筆史料から、その発生を探り、どのように行書が誕生し発達してきたかを考察する内容である。
4時限
14:20
|
15:40
本学教授
福島 一浩
漢字仮名交じりの指導法心に響く言葉を集め暗唱したり書くことによって言葉に重みがでて、自分に染みこみ心の力となる。この言葉を今回は漢字と仮名の古典から文字を選択し、構成では升色紙や三色紙を応用、さらに他ジャンル<音楽、絵画、写真など>にも拠り所を求めながら書の表現に生かしてみたい。半紙以外に「色紙」や「葉書き」「しおり」など日常にも生かすことで一層、言葉が自分のものになるよう、硬筆を含めて検討する。
5時限修了認定試験(16:10~16:50)

※本講習における講師について、変更することがあります。