学部・大学院

文学部 中国文学科 教授 : 牧角 悦子 (まきずみ・えつこ) MAKIZUMI Etsuko

最終学歴 九州大学大学院文学研究科中国文学専攻博士後期課程中退
学位 博士(文学)(京都大学)
専門分野 中国古典詩・漢魏六朝文学論、聞一多研究、中国近代学術
最近の研究課題 中国の古代文学。詩経・楚辞を中心にその成立と解釈、及び近代における古代学の成立。中国詩歌の歴史的変遷を、歌と詩という視点から再構築すること。
主な研究活動 主な業績
著書
  • 詩経 上(共著、新釈漢文大系(明治書院)、1997年9月)
  • 列女伝―伝説になった女性たち―(単著、明治書院、2001年12月)
  • 中国古代の祭祀と文学(単著、創文社、2006年10月)
  • 詩経・楚辞(単著、角川書店、2012年3月)
  • 生きる力がわく「論語の授業」(共著、朝日新聞出版社、2013年11月)
  • 中国学入門:中国古典を学ぶための13章(共著、勉誠出版、2015年4月)
  • 中国史の時代区分の現在 第六回日中学者中国古代史論壇論文集(共著、汲古書院、2015年8月)
学術論文
  • 初唐における詩人意識の形成―聞一多「四傑」を中心に―(単著、神話と詩第8号(日本聞一多学会)、2009年12月)
  • 曹植與樂府演変転折点―囲繞“興”之表現和故事性(単著、第三届中日學者中國古代史論壇文集(中国社会科学院出版社)、2012年5月)
  • 山田方谷と諸葛孔明―漢学的理念とその実践―(単著、二松学舎大学『人文論叢』第89輯、2012年10月)
  • 経国と文章―建安における文学の自覚(二)―(単著、林田慎之助博士傘寿記念『三国志論集』、2012年10月)
  • 日本漢詩の特質―中国詩歌の受容と日本的抒情性について―(単著、二松学舎大学東アジア学術総合研究所日本漢文教育研究推進室『日本漢文学研究』第8号、2013年3月)
  • 夭夭をめぐる解釈―聞一多『詩経新義』『詩経通義』を手掛かりに―(単著、日本聞一多学会『神話と詩』第11号、2013年3月)
  • 聞一多「歌と詩」(単著、日本聞一多学会『神話と詩』第11号、2013年3月)
  • 『詩経新義』「游」字考―聞一多の詩経研究における鄭箋と三家詩―(単著、日本聞一多学会報神話と詩12号、2014年3月)
  • 聞一多の中国文学史構想―四千年文学大勢鳥瞰(日本聞一多学会報神話と詩13、2015年3月)
  • 『文選』序文と詩の六義―賦は古詩の流(六朝學術學會報16(六朝学術学会)、2015年3月)
  • “文”到“文学”的展開―古代質変的標誌―(単著、『第七届中日学者古代史論壇―中国古代的科学技術與社会・従文学、歴史和科技角度展開的中国古代史研究会議論文集』、2015年8月)
  • 文学研究者への挑戦状 渡邉義浩著『「古典中国」における文学と儒教』(単著、『三國志研究』第十号、2015年8月)
  • 『文選』編纂に見る「文」意識(二松学舎大学人文論叢第95輯、2015年10月)
  • 賈誼の賦をめぐって(単著、『日本中国学会報』第67集、2015年10月)
  • 「文」から「文学」への展開:古代変質の指標として(単著、大学院紀要『二松』第30集、2016年3月)
  • 魯迅と小説:「速朽の文章」という逆説(単著、神話と詩:日本聞一多学会報14(日本聞一多学会)、2016年3月)
  • 講演記録 日本における儒教―その発展過程と特徴―(単著、日本漢文学研究11、2016年3月)
  • 曹操と楽府(単著、『三国志論集:狩野直禎先生米寿記念』(三国志学会、汲古書院 (発売))、2016年9月)
  • 『山田方谷全集』漢文編の翻訳について(単著、『現代に生かす山田方谷の思想.[2]』(山田方谷研究会、大学教育出版 (発売))、2016年11月)
  • 聞一多における詩と学術:詩と神話の親和性(単著、「神話と詩:日本聞一多学会報」(日本聞一多学会)、2017年3月)
主な活動

中国における詩の発生と展開を、歌と詩との重層的な流れの中から位置づけることによって、新しい文学史の構築をめざしている。古代において神呼びの呪術的発声から生まれた歌は、北方の中原を中心とした地域で歌われた詩経と、南方の楚の文化圏で生まれた楚辞とに発展し、やがて六朝と呼ばれる時代に抒情詩へと展開する。その中国的歌のはじめと詩歌への展開を追うことをテーマとしている。

所属学会

日本中国学会(評議員・監事)、日本聞一多学会(代表理事)、東方学会(地区委員)、六朝学術学会(理事)、三国志学会(理事)

その他

授業においては最新の学界での成果を踏まえた学術性の高い内容を、より分かりやすく身近なものとして理解してもらえるよう努力をしている。いま現在自分自身がもっている文学への興味を、研究の成果として発表すると同時に、ゼミを初めとした授業の中でも活かして生きたいと考えている。

担当科目名
  • ゼミナールⅠ
  • ゼミナールⅡ
  • 基礎ゼミナール(中文)
  • 中国文学研究①
  • 中国文学研究②