学部・大学院

文学部 中国文学科 教授 : 牧角 悦子 (まきずみ・えつこ) MAKIZUMI Etsuko

最終学歴 九州大学大学院文学研究科中国文学専攻博士後期課程中退
学位 博士(文学)(京都大学)
専門分野 中国古典詩・漢魏六朝文学論、聞一多研究、中国近代学術
最近の研究課題 中国の古代文学。詩経・楚辞を中心にその成立と解釈、及び近代における古代学の成立。中国詩歌の歴史的変遷を、歌と詩という視点から再構築すること。
主な研究活動

主な業績

《著書》

  • 『生きる力がわく「論語の授業」』(共著、朝日出版社、2013年)
  • 『詩経・楚辞』(単著、角川ソフィア文庫、2012年)
  • 『中国古代の祭祀と文学』(単著、創文社、2006年)
  • 『列女伝』(単著、明治書院、2001年)
  • 『詩経』(共著・新釈漢文大系、明治書院、1997年)
  • 『詩経・楚辞』(共著、角川書店、1989年)

《論文》

  • 「『詩経新義』「游」字考――聞一多の詩経研究における鄭箋と三家詩――」(日本聞一多学会報『神話と詩』第12号、2014年)
  • 「夭夭をめぐる解釈――聞一多『詩経新義』『詩経通義』を手掛かりに――」(日本聞一多学会報『神話と詩』第11号、2013年)
  • 「日本漢詩の特質――中国詩歌の受容と日本的抒情性について」(二松学舎大学日本漢文教育研究推進室『日本漢文研究第8号』、2013年)
  • 「経国と文章――建安における文学の自覚」(三国志学会編『三国志論集』、2012年)
  • 「詩経の中のエロス」(二松学舎大学『東洋学研究集刊』、2004年)
  • 「論語の中の鬼神」(『二松学舎大学論集』第46号、2003年)
  • 「中国神話学の夜明け」(日本聞一多学会報『神話と詩』第2号、2003年)
  • 「聞一多の詩経研究」(二松学舎大学『人文論叢』第67輯、2001年)
  • 「神々の時代――古代人の自然崇拝とその終焉」(台湾学生書局『笠征教授華甲紀念 論文集』、2001年)
  • 「三島中洲の文について」(雄山閣出版『三島中洲の学芸とその生涯』、1999年)
  • 「謝霊運詩考」(九州大学文学部紀要『人文研究』84輯、1987年)
主な活動
中国における詩の発生と展開を、歌と詩との重層的な流れの中から位置づけることによって、新しい文学史の構築をめざしている。古代において神呼びの呪術的発声から生まれた歌は、北方の中原を中心とした地域で歌われた詩経と、南方の楚の文化圏で生まれた楚辞とに発展し、やがて六朝と呼ばれる時代に抒情詩へと展開する。その中国的歌のはじめと詩歌への展開を追うことをテーマとしている。
所属学会
日本中国学会(評議員・監事)、日本聞一多学会(代表理事)、東方学会(地区委員)、六朝学術学会(理事)、三国志学会(理事)
その他
授業においては最新の学界での成果を踏まえた学術性の高い内容を、より分かりやすく身近なものとして理解してもらえるよう努力をしている。いま現在自分自身がもっている文学への興味を、研究の成果として発表すると同時に、ゼミを初めとした授業の中でも活かして生きたいと考えている。
担当科目名 中国文学史A
中国文学史B
中国文学研究①
中国文学研究②
ゼミナールⅠ
ゼミナールⅡ