“漱石”デスマスクの3Dスキャンをしました

6月6日、都内スタジオで、「漱石アンドロイド」の“顔”を作り上げるため、夏目漱石の「デスマスク」(朝日新聞社所蔵)の3Dスキャン作業を実施しました。漱石が亡くなった夜、顔に石膏をのせて型をとったデスマスク。弟子の発案で臨終を迎えた漱石の顔が残されました。

高精度スキャナーで、何度も計測を繰り返し、細部までスキャニングしていきます。青いLEDライトをあて、表面に細い線の模様を映し出し、そのゆがみをカメラで撮影。今回は約20ショットを撮影し、そのデータをパソコンで計算しました。2時間程度で作業は終了。パソコン上には、再現されたデスマスク画像が・・・。

果たして、“漱石アンドロイド”の顔は、どのように出来上がるのでしょうか。

“漱石”デスマスク 3Dスキャン