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平成29年度 二松學舍大学卒業生名刺交換会 挨拶

皆様こんにちは。学長の菅原でございます。本日はお忙しいところ卒業生名刺交換会にご参加いただき、誠にありがとうございます。

この名刺交換会は、今回で3回目となります。卒業生の皆様と大学とのネットワークをより強固なものにし、ビジネス界における卒業生同士の活発な交流の実現を願って企画されたものでございます。一昨年そして昨年開催された名刺交換会では、様々な分野で活躍されている卒業生による情報交換が活発に行われました。

本学ではすでに10年ほど前から、同窓会である松苓会と大学の共催でホームカミングデーを九段校舎で毎年開いております。また、文学部の長い歴史の中で、中学校や高等学校の教員になられた卒業生が多いこともあり、卒業生教員に向けては神奈川県や茨城県、埼玉県など地域ごとのネットワークが構築され、九段校舎での教育研究大会などさまざまな企画が実施されてきました。これらにこの名刺交換会を加えることで、さらに卒業生の「絆」を増やし、ネットワークを広げることになると期待しております。

さて、皆様の母校二松學舍大学は、昨年10月に、明治10年に本学の前身である漢学塾二松學舍が開かれてから数えて創立140周年を迎え、中洲講堂で記念式典を挙行いたしました。式典の中で水戸理事長より二松學舍の長期ビジョン「N'2030 Plan」が発表され、2030年に向けて二松學舍が進むべき指針が示されました。大学では教育体制の充実や、グローバル化・IT化などに対応したカリキュラムの整備などが謳われております。

また140周年を機に大学では、昨年4月、文学部に「都市文化デザイン学科」を開設いたしました。さらに本年4月には、国際政治経済学部にも、「国際経営学科」を新設する予定で、先日無事に一般入試も行われました。学科が増えることで、本学での教育・研究の分野が広がっております。

少子化が急速に進んでいる今日、日本では初等教育から高等教育に至るまで教育界は大きな変化の時代を迎えております。大学も社会のニーズに応えながら、魅力的な教育を提供しつつ、教育の質を高めていくことが求められております。卒業生の皆様にも是非、大学の教育改革にはご理解とご協力を賜りたいと思っております。

本日は、皆様には懐かしい先生方も多数ご参加くださっております。旧交を温めつつ忌憚のない意見交換・交流を重ねることで、母校の絆に結ばれたネットワークが皆様の今後の活躍につながることを期待します。

最後になりますが、今日の名刺交換会に来賓として父母会より10名の役員の方がお見えになっております。後ほど会長様からご挨拶をいただく予定ではございますが、父母会には学生支援にあたり、様々な形でご尽力を賜っております。この場をお借りして心から感謝申し上げますとともに、この機会が卒業生の皆さまとの有意義な意見交換の場となりますことを願いまして、私のご挨拶といたします。

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