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3つのポリシー

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二松学舎大学 3つのポリシー [2022年度入学者から]

 

学部学科 3つのポリシー

 

大学院 3つのポリシー

 

二松学舎大学の卒業の認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)

 二松学舎大学では、建学の精神に基づく人材育成の方針に則り、文学部及び国際政治経済学部における学修を通して、社会に貢献できる自立した人材を育成することを教育研究の目的としています。この目的に対応するものとして、各学部の教育課程において所定単位を修得し以下の3領域それぞれについて複数の能力等を身に付けた者に対して卒業を認定し、学位を授与します。

〔知識・技能〕
①人文科学・社会科学における専門的な知識を修得している。
②人文科学・社会科学を中心とした幅広い教養を身に付けている。
③東アジアを中心とした世界の歴史や文化及び社会に関する理解と基本的な知識を修得している。
④数的処理、ICTの活用、外国語の運用について、それぞれ基本的な知識や技能を修得している。
〔思考力・判断力・表現力等の能力〕
①自身の知見と良識を基に、論理的な思考によって社会をとらえる能力を身に付けている。
②身に付けた知識等を活用・応用し、客観的に物事を考え、判断する能力を身に付けている。
③他者の主張を理解しつつ、自身の見解を適切に表現して、円滑にコミュニケーションを図る能力を身に付けている。
④日本語による適切な表現力と正確な読解力を身に付けている。
〔主体性・多様性・協働性〕
①責任感とチャレンジ精神をもって、主体的に行動することができる。
②社会や世界の多様性を認識し、グローバルな視野をもって多様な価値観を尊重することができる。
③自ら課題や問題点を発見・分析し、その課題を多様な人々と協働して処理し、改善・解決に結びつけることができる。

教育課程の編成・実施の方針(カリキュラムポリシー)

 二松学舎大学の教育課程は、本学の学位授与方針に掲げる知識・能力等を身に付けた人材を育成するため、全学部共通の枠組みとして「二松学舎共通科目」「学部共通科目」「学科共通科目」「専門科目」の科目区分を設け、授業科目の順次性を考慮した体系的な教育課程を編成する。また、教育課程を実施するに当たり、各科目区分に配置する各授業科目に設定した目標に応じ、それぞれの授業は、講義、演習、実習、実技、専門演習(ゼミナール)のいずれか又はこれらの併用により、当該目標を達成するための適切な方法によって実施する。以上の編成・実施等の概要は、以下に掲げるとおりとする。

1. 教育課程の編成(科目区分の趣旨と教育内容)

〔二松学舎共通科目〕
二松学舎大学の学生として、所属学部に関わらず身に付けるべき全学生共通の知識等を修得するための授業科目を配置する科目区分として、「二松学舎共通科目」を設ける。大学生としての基本的な教養や社会人としての基礎力を身に付けることを目的とする。
この科目区分には、さらに次の4区分を設ける。
〇基礎ゼミナール
初年次教育として少人数のクラス編成の「基礎ゼミナール」を配置し、高等学校等教育から大学教育に円滑に移行できるよう、大学生としての基本的な学修方法等の知識やスキルを身に付ける。講義形式と演習形式を組み合わせて実施する。
〇自校教育科目
「二松学舎入門」を配置し、二松学舎大学の創立者、歴史及び建学の理念等を学ぶことにより、二松学舎大学の特性等の理解や帰属意識の高揚等を図る。
〇未来ビジョン科目
「ITリテラシー①」「データサイエンス入門」「キャリアデザイン①」を配置し、また、外国語教育科目を配置する。今後のデジタル社会に対応するための基礎知識、自身のキャリア形成についての意識を高めるための素養、社会のグローバル化を念頭に置いた語学の素養を修得する。
〇総合教養科目
一般的な教養や専門研究の裾野を広げるための知識を修得するための授業科目を配置する。「人間と社会」「歴史と文化」「言語と文学」「科学と情報」「健康と福祉」の5つの区分を設け、人文科学、社会科学、自然科学の各分野の教養を幅広く修得する。
〔学部共通科目〕
文学部、国際政治経済学部それぞれの学生として、所属学科にかかわらず身に付けるべき共通の知識等を修得するための授業科目を配置する科目区分として「学部共通科目」を設ける。各学部における専門性の土台となる基礎知識を修得できるよう、各学部内で共通の授業科目を配置する。
〔学科共通科目〕
文学部においては国文学科、中国文学科、都市文化デザイン学科、歴史文化学科それぞれの学生として、国際政治経済学部においては国際政治経済学科、国際経営学科それぞれの学生として、選択する専攻に関わらず身に付けるべき共通の知識等を修得するための授業科目を配置する科目区分として「学科共通科目」を設ける。各学科における専門性の土台となる基礎知識を修得できるよう、各学科内で共通の授業科目を配置する。
〔専門科目〕
大学生としての専門性を高めるため、各学部・学科の専門分野に応じた授業科目を配置する科目区分として「専門科目」を設ける。この科目区分は、自身が専攻する分野の専門的知識や専門的技能、他学科の専門分野等に関する授業科目を配置する科目区分とし、さらに専門分野の体系や順次性等に応じて「専門科目Ⅰ」「専門科目Ⅱ」「ゼミナール」「他学科・他専門科目」に区分する。「専門科目Ⅰ」及び「専門科目Ⅱ」では、モデルカリキュラム(専攻)に沿った学修を行う。
・専門科目Ⅰ

専門の基幹となる授業科目を配置。

・専門科目Ⅱ

専門性をより発展させるための授業科目を配置。

・ゼミナール

ゼミナールでは、自身の専門分野のコアとなる研究を行う。

・他学科・他専門科目

自学部他学科及び他学部の授業科目等を履修し、自身の専攻以外の分野について高い教養を養う。

2.教育課程の実施方法と成績評価

(1)教育課程の実施方法
各授業科目に設定した目標に応じ、それぞれの授業は、講義、演習、実習、実技、専門演習(ゼミナール)のいずれかの授業形態又はこれらの併用により、当該目標を達成するための適切な方法によって実施する。実施にあたっては教育効果等を総合的に考慮し、多様なメディアを高度に利用した遠隔授業により行う場合もある。また、各授業科目は、学生の主体性や能動的参加を促すため、グループ・ディスカッション、グループ・ワーク等を始めとするアクティブ・ラーニングの手法を積極的に取り入れる。
(2)成績評価
本学が定める「単位認定の方針」に基づき、また、二松学舎共通ルーブリックを参照するなど、学生の学修達成度を判定できる適切な評価方法によって成績評価を行う。評価方法は、各授業科目のシラバスに明示する。
(3)進級要件、卒業要件の設定
学修成果の適切な水準を担保するため、各学部・学科に進級要件、卒業要件等を設ける。
(4)各科目とディプロマ・ポリシーの対応
各授業科目とディプロマ・ポリシーの対応については、「科目とディプロマ・ポリシーとの関連表」に明示する。

3.二松学舎大学共通科目で身に付く能力等

  • ⅰ.大学生としての基本的学修方法(資料の検索方法、レポート作成の作法、発表の仕方等)
  • ⅱ.基本的な学修態度
  • ⅲ.協働して課題解決に取り組む姿勢
  • ⅳ.二松学舎大学の創設者や歴史等に関する知識
  • ⅴ.キャリア形成に必要な知識
  • ⅵ.情報機器活用に関する基本的知識
  • ⅶ.基本的な数的処理、データの取り扱いの知識
  • Ⅷ.基本的な外国語力
  • ⅸ.人文科学に関する教養
  • ⅹ.社会科学に関する教養
  • ⅺ.自然科学に関する教養
  • ⅻ.健康・スポーツに関する関心

アドミッションポリシー

[文学部]

1. 入学者の受入れに関する方針(アドミッションポリシー)
二松学舎大学文学部への入学を志望する者は、本学の建学の精神を理解し、次に挙げる、本学が「求める学生像」と、志望学科の教育内容を十分把握した上で出願する必要があります。本学文学部が求める学生像を以下に示します。
(1)求める学生像
① 日本文化だけでなくさまざまな文化に興味を持ち、文学や文化に関する深い教養を身に付けたいという意欲を持つ学生。
② 文学をとおして得た自らの考えや思いを表現し、発信する意欲を持ち、そのために必要な知識と技術の修得を目指す学生。
③ 教育者を目指し、そのために必要な専門知識の修得や教養を身に付けたいという意欲を持つ学生。
④ 社会において、積極的にさまざまな分野での活躍を目指す学生。

上記の「求める学生像」に賛同し、本学文学部への入学を志望する人は、高等学校等において以下のような力を身に付け、教科・科目の内容を習得しておくことが望まれます。
(2)高等学校等で身に付けておくことが望まれる能力
① 高等学校等の課程で学ぶ各教科・科目の知識・技能
② 身に付けた知識等を活用して問題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力
③ 意欲的に物事に取り組む態度(主体性・協働性等)
(3)高等学校等で特に習得しておくことが望ましい教科・科目の内容
① 「国語」について次の項目を修得していることが望まれます。

ア. 読む、書く、聞く、話す能力を養い、自分の考えを的確に表現できる文章力やコミュニケーション力を身に付けていること

イ. 近代以降のさまざまな文章を読む能力を養い、評論や学術的な文章については論理の展開や要旨を、文学的な文章については表現の多様な仕組みを、いずれも的確に把握し、それによって自分の考えを深めたり発展させたりする能力を身に付けていること。

ウ. 古典に親しみながら積極的に学ぶことができ、その学びを通じて古典に関する基本的な知識や教養を身に付けていること。

② 上記以外の「外国語」、「地理歴史」、「書道」その他自分が興味を持つ教科・科目においても、広い知識を身に付けようとする積極性と、常に問題意識を持ち、解決しようとする姿勢が習慣づけられていること。

[国際政治経済学部]

1.入学者の受入れに関する方針(アドミッションポリシー)
二松学舎大学国際政治経済学部への入学を志望する者は、本学の建学の精神を理解し、次に挙げる、本学部が「求める学生像」と、志望学科の教育内容を十分把握した上で出願する必要があります。本学国際政治経済学部が求める学生像を以下に示します。
(1)求める学生像
① 国際的な視野を養うため、国際社会や外国語を学ぶ意欲のある学生。
② 政治、経済、法律の基礎知識を修得し、現代における様々な社会的問題を研究する意欲のある学生。
③ 多様な視点から国際問題を考察するために必要とされる専門知識と広い教養を修得する意欲のある学生。

上記の「求める学生像」を理解し、本学国際政治経済学部への入学を志望する人は、高等学校等において以下のような力を身に付け、教科・科目の内容を習得しておくことが望まれます。
(2)高等学校等で身に付けておくことが望まれる能力
① 高等学校等の課程で学ぶ各教科・科目の知識・技能
② 身に付けた知識等を活用して問題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力
③ 意欲的に物事に取り組む態度(主体性・協働性等)
(3)高等学校等で特に習得しておくことが望ましい教科・科目の内容
①「地理歴史」では、「日本史」「世界史」において、特に近現代を中心に基本的事項に関して理解していること。
②「公民」では、「現代社会」「政治・経済」において、現代の政治や経済の諸課題について主体的に考える能力を身に付けていること。
③「外国語」では、「英語」において日常的な話題について読んだことや聞いたことを理解し、自分の考えを書いたり話したりして伝える基礎的な能力を身に付けていること。
④「国語」では、読む、書く、聞く、話す能力を養い、自分の考えを的確に表現できる文章力やコミュニケーション力を身に付けていること。
⑤「数学」では、数理的処理能力の基本的事項を理解していること。
⑥ 上記以外の自分が興味を持つ教科・科目においても、広い知識を得ようとする積極性と、常に問題意識を持って課題を解決しようとする姿勢を身に付けていること。